間宮です。(@etsu0826)
昨日、新幹線で新潟へ向かっていた時に、こんな広告を見つけました。
抜粋すると、、
■オリンピック陸上競技の更新距離
・砲丸投 女子 4年間で25cm
・三段跳 女子 12年間で6cm
・棒高跳 女子 4年間で14cm
・走高跳 女子 8年間で1cm
これ、いずれも世界記録の更新距離です。
これだけ見ると「え、たった8年間で1cmしか伸びてないの~」って思う人もいるかもしれません。でもこれ、もう一度言いますが【世界記録】ですからねw
たった数cm、年間で数mmだったとしても、世界記録を超えるために、こんなにも時間がかかってるんです。
ほんのわずかな数cm、でもそれを更新するために暑い日も、寒い日も、体調がすぐれなくても、血のにじむトレーニングを続けてきたんだろうなぁ・・・
想像するだけで、もう、、圧倒されます。
このロマン、絶対「ワンクリックで1億円」「2位じゃだめなんですか?」って言う人たちにはぜーーったいに分からないだろうなぁ~w
「世界一」を達成するための死力を尽くした努力、僅差へのこだわり・・
それらに尊敬の念を感じると同時に、
「やっぱり、数字って説得力あるわぁ~」
と感じたので、ここからは「数字がもつ説得力」についてお話していきます。
具体的な数字が、価値やスゴさを伝えてくれる
冒頭の世界記録のように「8年間で1cm」と書くと、「そんなちょっとかぁ・・・」と感じた方も多いと思います。でもこれが「ちょっとずつ伸びています」「年々長くなっています」という表現だといかがでしょう?
おそらく「”ちょっと”ってどれだけよ?」って感じると思います。すごくフワッとしてますよね。
ですが、「8年間」という期間、「1cm」という長さなら、誰もが知る単位。感覚的にも長いか短いか、誰にでも分かるので、読んだ人たちが共通してその短さを理解してもらえます。
記録更新がどのくらい地道なものか、リアリティが伝わってきますよね。
実績や権威性があるものは数字にしよう!
数字にするべきものは、大きく2つあります。それは、
- 実績
- 権威
もっとわかりやすく言うと、「実績」なら、
・東大合格率90%
・年間のコンサル件数1万件以上
・200名以上の運動指導経験あり
・糖質ダイエットで体脂肪が3週間でマイナス10%
・クライアントさんで月商7桁を毎月10名ずつ輩出
「権威」なら、
・Amazonランキング1位
・営業成績が社員500名のなかで1位
・アメーバブログ公式ブロガー ○○部門で3週連続1位
・全国から1万人がエントリーする著名な○○コンクールで金賞受賞
など。
誰が見ても、「これはすごい!」「プロだ!」と感じてもらえる見せ方をすることがコツです。
1位でなくても、接客した人数、コンサルした人数、作業時間、活動期間、これだって立派な実績になります。一度、自分の場合は数字にするとどのくらいになるのか、調べてみましょう。
弱みも表現次第で「強み」に変えられる!
なかには「人に堂々と言える実績なんてありません」「ほかと比較しても普通すぎてちょっと・・・」という方もいるでしょう。
その場合は、「弱み」と感じているものを「強み」に変えられないか、考えてみましょう。
例えば、一番実績、経験ともにナイ・・・と思われがちな「初心者」。
「初心者」の強みって、今だから言えるのですが「やる気にあふれている」「内容が小難しくない」「シンプル」だと思います。
どうしても「初心者」と聞くと「実績がない」「スキルが足りない」「頼んでいいか不安」というデメリットがつきまといますが、見方を変えれば、先にあげたようなメリットもあるわけです。
極力「私は新人です」「初心者です」とは書いてはいけません!
自身やもっている商品(サービス)をアピールしないといけないビジネスシーンでは、できるだけ「こんなことができます!」ということを具体的に、明快に伝えないといけません。
なので「初心者」という代わりに、
・アフィリエイト歴6ヶ月です
・どこよりもスピード重視!納期は2週間!
・まずは月10万円から稼ぎたい、超初心者むけのプログラムです。
といった表現をしてほしいです。単に「初心者」というより、期待値が上がりそうでしょ?
数字で具体化したことで得られたメリット
例えば、間宮の場合は、ライターとして活動を始めた当初は当然ですが実績も経験もありませんでした。唯一、ほかの初心者ライターさんより有利だったのは「大物起業家さんがつないでくれた」ということ。
今でも、すごく恵まれていたなぁ、と思います。
初めての仕事はステップメールの代筆だったのですが、受注させていただいたお二方が、
・アメブロ読者5000名の超人気起業家
・21歳で年商3000万円の売上を作ったセールスコンサルタント
といった経歴をお持ちだったので、それを使わせていただきました(笑)
こういった方々のお仕事を受注してきましたよ、とお話したことで、それだけでもちょっとばかし信用は得られたのではないかと思います。
もちろん、そのあとも、自分でコピーライティングをイチから学び直したり、マーケティングなどビジネスの勉強も100万以上投資して勉強したりして、クライアントさんの実績にも少しずつ貢献できるようになりました。
・メルマガ開封率40~50%
・配信7日目でフロント商品が6万円売上
・個別コンサル開始後、自身の月商が会社員の給料を超える
・Amazon電子書籍ランキング 1位を獲得
一見、「こんなん大したことなくない?」と思われそうなものも、あるかもしれません(笑)仮にまだキャリアが短いと感じていたとしても、超初心者や実績が全く出ない人からしたら、一歩、二歩先に行く先輩なんです。
言葉の選び方次第でいくらでも好印象を与えられます。
このあたりについては動画でもお話していますので、ぜひ、合わせてご覧ください。
■You Tubeより
↑クリックすると動画にとびます(視聴時間:7:29)
まとめ
自分自身や商品、サービスをアピールできる実績、権威性があるものは、具体的に数字にしましょう!
「すごい」「ちょっと」といったフワッとした形容詞、副詞よりも、数字のほうが価値や効果、規模感をリアルに伝えられ、信頼につながります。
ぜひ、数字を使って戦略的にPRしていきましょう!